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屋根裏に動物が住みついて、騒音に困っていたので屋根を開けることにした。畳の間に脚立を置き、祖父が屋根を切り開いていく。雀やねずみや、小さなものが天井の梁に見え隠れしているその中に、ひときわ大きく美しい姿があり、目を凝らしてみれば孔雀だった。頭部と体側は水色に近い青に艶めいて、暗闇から降り立つといっそう優雅に光を受けていた。廊下を辿り、祖父母の部屋まで歩いていく。祖母は部屋で掃除をしていて、窓が開いているのを閉じるよう言い、襖も閉めてカメラを取りに行く。