台湾の台北に旅行に行ってきた。帰国してから日中寝てばかりいる。購入したお菓子を少しずつ食べる。おいしい。

 

初めての海外旅行で、同行者とは現地で集合するということもあって不安もあったがなんとか二日目に無事会えた。初日は一人で先に現地入りし、駅周辺や夜市をぶらぶらしてまわったが、本当に日本と様子が違うものだね。気温や湿気や植わっている植物、におい、人の服装に日本と逆の車道、それらの差異が強烈だった。特に食べ物に関するにおいは通りを歩いていて脳みそがしばしば混乱し、ありていに言えば拒否する瞬間がよくあった。香辛料や香菜に慣れていないのと、最初正体不明に感じていたので余計に際立っていたと思う。これはパンフレットからは伝わってこない情報だ。いかにも旅行しているという気持ちになる。

胡椒餅や鍋、梨とりんごのあいのこのような蓮霧をはじめとした果物、スナック菓子、お茶等は何度でも食べ飲みたい。あれらはここでは手に入らない味をしていておいしかった。特に鴨の血を固めたゼリーに似たものが入った鍋、血と知って驚いたが経験のない食感で面白い。

メニューを見て、漢字から大体の雰囲気がつかめるものと、全く分からないどころか日本語で添えられた説明文に頼って注文したものの実物がこちらの想像とずれているものがあり、なんだこれはとお喋りに熱が入る。

 

4日かけてやっと台北駅に関しては迷いなく動けるようになり、慣れたと思ったらもう帰国する日で、もう少し時間がほしいと思う。また行きたい。次は台北以外の街をまわってみたい。